大東流合気柔術幸道会室蘭支部のブログ

令和4年6月から、大東流合気柔術を毎週月曜18:30から室蘭市中島公園野球場の武道場で練習します

最近の室蘭支部の稽古

やれやれ…、このところ、少ない人数での稽古が続いています。

師走で仕事が多忙な方、体調を崩す方、なかなか全員で稽古ができない、というのはやはり寂しいですね。

ここ何回か見学に来た人もご縁がなかったようで、私の力不足ですね。大東流の魅力が伝わらなかったのでしょう。まあ、技が未熟だというのは自覚しているところですが。

今、室蘭支部では基本の技を中心にやっていますが、まあ、私の技量では高度なのは無理!という事情はあるものの、以前の登別支部では、基本の技をあまりやっていなかったので、私も基本が身についてなくて困ったという反省があります。

基本がしっかりしていないと、当たり前ですが技術の向上はあり得ないですよね。

明日も皆さんと基本の技を繰り返しながら、自分の技術も向上させたいと思っています。






 

ブログ再始動…できるか?

ずいぶん久しぶりにブログを書こうかと思い立って、はや1週間。

ずっと気にはしていたんですが、仕事から帰ってきてからもパソコンに向かう気にはどうもなれず。とはいえ、これではいかん、週に1本くらいは何とか書くか、と。

まあ、稽古の反省を含めて、毎週の稽古の雑感的な感じでいこうかなと思っている次第です。技術的なところは未熟なので間違いもあると思いますがご容赦を。

先週の月曜の稽古は、初心に戻って外し手。室蘭支部は、開設から1年と少々なので、皆さんまだ初心者の段階です。

会員の方から、外し手ってどうやるんでしたっけ、と聞かれたので、護身術を名乗っているのに外し手もできないのではまずいと思い、久々に外し手を稽古してみました。

大東流の外し手はかなりの種類がありますが、先週は参加者が少なかったこともあり、相当な種類をやれたと思います。立ち技でやる両手の外し手を座取りでやるとどうなるか、というところとか。

もちろん、1回では形を覚えるだけでも大変なので、また明日の稽古でもやろうと思っています。

すぐに自分の身を護ることに役立つ簡単な技だというのもありますが、ひじの使い方とか、意外とその先につながる身体操作が含まれているので、初歩の手と言いつつ、大事な手だなと考えています!

 





 



 

大東流合気柔術の魅力を伝えられるだろうか

自分がなぜ今も稽古をしているかと言えば、面白いから。仕事が多忙で稽古に参加できない時期が長くても、やめようとは思わなかかったのは、この武道が不思議で、突き詰めたくなる面白さがあるから。

以前、柔道や日本拳法を稽古したこともありますが、もちろんそれぞれ面白さがありますが、それらの武道をやっても「不思議だ」という感覚はありませんでした。

私が幸道会の登別支部(※今の室蘭支部は、登別支部を引き継いだものです)に初めて伺ったとき、当時教えておられた小西師範が無造作に差し出した右腕を、師範は私に両手でつかんでみなさいと言われ、私はその通りにがっちり握りましたが、次の瞬間、その場で投げられていました。

まがりなりにも私は多少は武道を経験した者で、当時は若くて体力があり、しかももともと家系的に骨太でがっちりした体格、一方の小西師範はやたらと腕が太く、体格はがっちりしているとはいえ、総白髪で失礼ながらおじいさんという風情。実際、年齢は世間でおじいさんと呼ばれる年齢でした。そんなおじいさんに投げられるなんて夢にも思わなかったので、何が起きたのかわからず、ただ驚いたことを覚えています。

その時受けた「不思議だ」という感覚。どうやって投げられたのかもその瞬間には分からないような投げ技。

この面白さ、魅力を今度は私がほかの人に伝えたい、と思っています。なんとか稽古を積んで、早くこの魅力を伝えられるよう精進します!

 

みんな違ってみんないい?小手返し

昨日は札幌の東辰館支部の稽古に参加させていただきました。

今回の稽古は小手返しシリーズ…。座とりだったり、立ち技だったり。まあそんなシリーズです。柔術系の流派の稽古では、小手返しはお馴染みの基本技ではないでしょうか。どこの流派でもやりますよね、多分。それも初歩のうちに。それくらい基本の技だと思います。

じゃあつまらない技かといえば、そうは思わないんです。たいていの技はそうだと思いますが、かけ方はいろいろあるんだと思います。状況に応じて、自分や相手の体格に応じて。そもそも、自分の技量によってもやれることが違うので。稽古すると、こんなかけ方もあるんだ、と気づけます。ありがたいことです。

まず座とり(座った時の技)。幸道会では、相手に両手首をつかまれたところから始まります。つかんできた相手の肩に合気を入れ、肩に入れた合気を相手の真ん中に寄せてくるところまでは一連の流れかな、と。もしかすると、工夫はあるかもしれませんが。

問題はこの先。例えば、最終段階で、相手を投げるとき。つかんだ相手の手をまっすぐ下に落とすか、つかんだ手から相手の腰めがけて螺旋の力を加えて投げるか、とか。もちろん、これ以外にも投げ方はあると思います。

で、最後の投げ方が違うと、その前段階で、相手の手のつかみ方とか、投げにいくための準備が違ってきます。そうなると、技のポイントが違ってくることにもなって、同じ「小手返し」なんだけど、かけ方としては結構違います、ということになってしまう。

正確にはわかりませんが、個人的には、例えばこの二つのやり方では、技に対する考え方が違うように感じます。まっすぐ下に落とすやり方は、シンプルですっきりスマートな印象。螺旋に切り込むやり方は、力強く、武道らしい厳しさがある印象。

人それぞれ考え方が違うのは当然なので、合気柔術のとらえ方も違うでしょうし、それが技の理解、かけ方の違いにもつながるのかもしれません。

初歩の基本的な技、ではありますが、合気柔術をどうとらえるか、ということの表現でもあるのかなと。おおげさかもしれませんが。

そういう意味でも、いろんなかけ方を知ることは良いな、ありがたいな、と思うわけです。

まあ、そうは言っても、ぐだぐだ言う前に、練習して自分の技量を上げます!

室蘭支部は毎週月曜18:30から中島公園野球場の武道場で練習しています!体験もできますので、ぜひお試しを!

 

 

 

 

室蘭支部立ち上げから4か月

6月に室蘭支部を立ち上げて、早や4か月。初めの意気込みもどこへやら、うかうかしていたらブログの更新も全然できてないし。会員集めは苦戦中だし。

先日、少しでも人の目に留まればと思いフライヤーを作ってみて、なじみの床屋さんに置いてもらいました。藁にもすがる思い、というと大げさですが、とにかくやれることは何でもやる、という感じです。

広報むろらんの10月号の伝言板にも掲載してもらう予定です。とにもかくにも、一人でも多くの仲間と一緒に練習して、連綿と受け継がれてきた素晴らしい護身の技を、広めていきたい!

まあ、そのためには自分の技量を上げないことにはダメだろう、ということはよーく分かっています。

だけど、これまで4か月、何人か初めて体験した方がいましたが、投げられる感覚が一般的な武道のイメージと違って、気持ちよくふわりと投げられるので不思議な感じを受けるようでした。もちろん、初心の方なので、ケガをさせないように投げているからでもありますが、力を込めるのではなく、逆に脱力して技をかけるところが、そういう感じを生むのだと思います。もちろん、気とかではなく、技であることを説明すると、合理的であることも理解してもらえたように思います。

合理的な考え方から、不思議な感覚の技が生まれる、という点も面白いのではないか、と思っています。力を入れると逆に技がかからない、という奥深いところを伝えていけたらと思います。

ブログの更新ももう少し頻繁にやっていきたいと思います。反省。

 

なんとか稽古やってます!

更新をすっかりさぼってしまいました…。

6月6日(月)から室蘭市中島公園野球場の武道場で室蘭支部の練習を始めました!13日からは、以前同じ系統の柔術を経験されていたWさんに参加いただいたりしていました。その後、Wさんは病が見つかり稽古を続けることができなくなってしまい、非常に残念です。平癒した暁には、ぜひまた稽古に参加いただければと思っています!

ここまで約1か月、一人でも多くの方に参加してもらいたい!という気持ちで、いろんな人に声をかけてみてますが、なかなか良い反応がなく、現実は厳しい…。

とはいえ、世の中に数多ある武術の中で、大東流がユニークな技術をもっていることを伝え続けたいと思っています。Wさんは、大東流の技が実戦的だというところを気に入っていただいていたようでした。大東流はもともと侍の護身術です。命のかかった状況で使うための技術だから、実戦的なのはある意味当然だと思います。2,800手以上といわれる技は、状況に応じて対応するためのもの。それは現代にも生きている技術だと知ってほしいと思っています。

大東流の技は、攻撃してくる相手に対し、後手に回ったように見えて先手をとり、相手をコントロールする技術。

普段生きていて、突然危害を加えられる、ということはあまりないかと思いますが、とはいえ、いざというときに自分や周囲の人を護ることのできる技術を知っておいても損はないと思います。

幸道会の技は、精神論ではありません。技術なので、自然に使えるようになるには稽古が必要です。技術を発揮するためには、脱力が必要です。腕力ではないので、女性や子供でも稽古すればできるようになります。

毎週月曜(祝日以外)の18時30分から、室蘭市中島公園野球場の武道場で稽古してます!見学や体験も大歓迎です!

師範宅での稽古風景 座った状態で、両手を押さえてきた相手を横に投げたところ

師範宅での稽古風景 胸ぐらをつかんだ相手からの打ちこみを、胸合気で止めたところ





 

 

 

6月6日、室蘭支部の練習を開始します!

早いもので、稽古を再開して約2年、来週6月6日(月)から室蘭支部の練習を始めます!

仕事の都合で稽古ができない時期が長く、稽古を再開できたのが令和2年7月。ところが、師範が翌令和3年の春頃に転居されることになりました。

それで、支部引継ぎの話が出ましたが、自分は技が未熟なうえに、稽古を再開したばかりで、どう考えても支部を継ぐのは無理と考えましたが、稽古の場がなくなるのは困るし、お世話になった支部がなくなるのも嫌だし、「稽古の場所は登別でなくてもよい」との師範の励ましもあり、引き継ぐことを決意した次第です。

それから師範が転居するまでの間、週に2日から3日稽古に通い、基礎からやりなおしましたが、ブランクの長さが身に沁みました…。

コロナ禍でもようやく支部活動ができそうな環境になってきた令和4年から、支部の活動開始に向け準備を少しずつ進めてきました。

課題の一つは室蘭市内で使える格技室の確保でしたが、ありがたいことに中島公園野球場の武道場を使わせていただけることになりました。

見学・体験の方大歓迎です!

2022年6月6日(月)18:30~20:30 中島公園野球場の武道場室蘭市宮の森町4丁目1番地地域スポーツの担い手 一般財団法人室蘭市体育協会

大東流合気柔術幸道会の詳細は⇒ 大東流合気柔術幸道会

松本師範宅での稽古風景

松本師範宅での稽古風景